5月13日 庶民のごちそうな食卓 うなぎの章
2004年 05月 13日
いつも行列してる、10分ほど待ってたら店内に入れた。
お茶を飲んで注文をとりにくるまでメニューを見る。
頭の中で、お重の中で蒸らされてふっくらした鰻の身が思い浮かんだので、ちょっと奮発してお重を頼んだ。
5分くらい待つとお重がやってきた。
まず最初に気になったのが、お新香である。
ぴかぴかしてすごいおいしそうだ。特に白菜が千切りにされたヤツ。
うなぎよりも先にこいつを食べてしまった。やっぱり想像通りうまい。ヘタに柚子とか入ってないとこがすばらしい。じーん。
で、うなぎ…ふたをあけると想像通りのうなぎがいた。おおっ、ふっくら蒸されておる。
そういえば、鰻屋に来て鰻を食べたことって今までにあったっけ?もしかしたら人生初かもしらん。
うなぎはやわらかく、身がほっこほこ。肉厚でしあわせ~な味がする。
ただ、皮と身の間にある脂がなんだか気になる。
こいつは後に私をきっと苦しめることになるだろう…。
ごはんは汁が多くてちょっとべちゃっとしてた。ごはんは白に近い方がわたし好みなのだけど。
で、お重をぱくぱく半分も食べると、そう、さっき恐れていたことがおきたのだ。
き、気持ち悪い・・・
実は、うなぎがあんまり好きではない。
それはなぜかというと、この「気持ち悪さ」に毎度かならず見舞われるからである。
最初はおいしいと思ったうなぎも、だんだんと苦しみながら食べることになる。
山椒をどばどばかけて、これは滋養強壮の薬ですとか言い聞かせながらお新香と交互に食べてなんとか完食した。
なんだか悲しい気持ちになって、お茶のみほしてとぼとぼ会社路。
by gy55us
| 2004-05-13 21:37
| お食事